山上碑(国特別史跡)
アクセスマップ
山上碑(国特別史跡)
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山上碑(やまのうえのひ)は、群馬県高崎市山名町にある古碑であり、金井沢碑、多胡碑とともに「上野三碑」と称され、天武天皇10年(681年)建碑と考えられており、上野三碑の中で一番古いです。 1921年(大正10年)3月3日、国の史跡に指定され、1954年(昭和29年)には、「山上碑および古墳」の名称で国の特別史跡に指定されました。山上碑から根小屋の金井沢の碑を結ぶ約5キロ区間の自然歩道は万葉和歌を詠んだ碑が29基建っていて石碑の路(いしぶみのみち)と呼ばれています。
関連サイト:上野三碑公式ウェブサイト(外部リンク)
山上碑と古墳
山名駅を下車し山名八幡宮境内裏手から山路に入って行き、約30分位で山上碑に着きます。碑には、高さ120センチメートル、幅50センチメートル、厚さ50センチメートルの輝石安山岩に4行53文字が薬研彫りで刻まれています。東側に横穴式石室の内部構造をもつ円墳があり、古墳としては終末期古墳に属するものと認められています。
山名城址
山上碑から自然歩道が大きく左折するところにあります。
築城法として、弓矢だけの時代でなく、鉄砲が使用された時代とわかります。
交通情報
徒歩
山名駅から約30~40分くらいで山上の碑に着きます。山上碑から金井沢の碑までの高崎自然歩道「石碑の路」はハイキングコースとなっています。西山名駅からは約20分位で山上碑に着きます。